とわ自由帳

フリースタイル自由帳。

オタク、ガンプラを組む

つかれた(疲労困憊)

作ったのが「HG 1/144 ガンダムエアリアル(改修型)」

完成までかかった時間が3時間43分です。

ガンプラを組んだのは初めてなのですが、細かい作業が続いてめっちゃ疲れました。

ガンプラを組んだ感想としては、自分で作るものがだんだんと形になっていくのは面白かったです。足の長さ違う事故以外は大きな問題も発生しませんでしたし、プラパーツ自体がガイドになってて組んでて楽しかったです。細かい作業が多かったですが、逆に自分の一手で上手くできるんだという楽しみもありました。

しかしただ説明書通りに組むだけでは遊びとしてはもったいないですね。時間が許せば汚してみたりジオラマに置いてみたりといった遊びも面白そうです。あと、これだけパーツがバラバラになっているところから始めるなら欠損なんかも面白そうですね。ロボと欠損は切っても切れない関係にありますからね。あえてパーツをハンマーで砕いたりしても面白そうですね。

しかしガンプラのネックはやはり時間で、普通に組むだけで3時間以上かかりました。細かいパーツが多くてめっちゃ疲れました。真面目に遊ぼうと思うと一日あっても足りないと思いました。本気の趣味にしないとこれは遊び切れないですね。

いくつか写真を撮りながら作ったので、それを見返しながら振り返ります。


これを開けると

なんだこのパーツの量(驚愕)

ガンプラってこんなにパーツあるんですね。5枚くらいあってびっくりしました。3枚くらいかなーと思ってました。

クリアパーツを差し込むのに苦戦したり

なんかミスって右と左で足の長さが違ったり

ここ上下間違えてたから片方だけ足が長かったんですね。いやわからんて

こんな


ちっちゃいシールを銃口の内側に貼り付けたり

艱難辛苦の末に完成しました。エアリアルは腰が細くて足が長くてどこか女性的な印象がありますね。

 

今回のMVP

エントリーツールセット。ニッパーは言わずもがな、ピンセットは細かいシール貼りに使いましたし、パーツセパレーターは足の長さが違うのを直すのに役立ちました。これがあってよかったです

うーんかっこいいですねえ

ガンダムは盾を強調するスタイルがよく似合いますね

盾がガンビットに分解できてそのまま全身にくっつけられるの原作再現すごくないですか?ガンダムのオタクを育成するんだという気概を感じます

 

エアリアルの周りに浮遊するガンビットで飾れるキットがあるらしいのでそれを使って飾ろうと思います

おわり

虹ヶ咲を見た。

 アニメの虹ヶ咲って「夢を追いかける人を応援する」という強力なメッセージ性を秘めてるんですけど、それが2期の最終話になって強烈に炸裂したのが印象に残りました。スクールアイドルとはなんぞやというところを真剣に掘り下げた結果、人を応援するというところにたどり着くのって、すごいなあと、並の掘り下げじゃないなあと。1期1話の高咲侑というキャラクターはまさに日常を漠然と生きている私たち自身で、1期最終話では夢を追いかけるための一歩を応援するというテーマ、2期最終話ではさらに高咲侑自身が夢を応援する立場になるという発展の仕方、まさに人の歩む道というものを表現しているように感じられました。この作品自身が私たち一人ひとりに向けられたエールでありましょう。「次は、あなたの番」と、あまりに露骨な表現で、少々面食らってしまったところもあるのですが、しかしこの作品を胸にこれからの人生を生きていくことを思うと、私はこの作品に出会うことができて本当によかったと思います。

 たぶん虹ヶ咲ってすごい変な作品で、ライブをやろうと言ったらライブが開くし、お台場を貸し切ろうと言ったら貸切になるし、璃奈ちゃんボードとかもその典型なんだけど、とにかく舞台装置としての邪魔者がない。じゃあ何を目指すのかというのが作品の根幹で、それを見つけること、そしてそれに邁進することを応援してくれる、そんな作品。自分みたいな毎日を漫然と生きてるような人間にとって、この13人は眩しすぎるところもあるけれども、この応援の一欠片くらいには応えられるくらいの頑張りは見せてやろうかいなと思うところもあるのです。

 アニメの虹ヶ咲を象徴するキャラクターは天王寺璃奈だと思う。2期13話りなりーに対する解像度高すぎるだろ。璃奈ちゃんボードが壊れてボードなしでパフォーマンスしたらファンがペンライトで笑顔を作ってくれるって良すぎだろ。スクールアイドルがいて、ファンがいて、お互いに支え合う存在という虹ヶ咲の在り方を体現していると思いました。また表情が出ないという欠点が璃奈ちゃんボードによって誰よりも表情がわかりやすくなるという構図もいい。ダメな個性も武器に変えるのが虹ヶ咲。いい・・・。

 シンエヴァと共通するところと違うところもあると思う。シンエヴァと違うところは、シンエヴァは送り出すような、卒業式のような雰囲気だったのに対して、虹ヶ咲は実家のような安心感というか、頑張る人に寄り添ってくれるところ。シンエヴァと共通するところは、自分の人生を精一杯生きてほしいというメッセージが込められているところ。

 しずくちゃんのむくれっつら可愛すぎ問題。なんか2期からしずくちゃん画面に映る頻度高くない?これ脚本にしずく箱推し混ざってんだろ。俺もしずくちゃんを推しています。Solitude Rainいいよね・・・。私は桜坂しずくのこと大好きだから。自分虹ヶ咲というコンテンツには結構新参者なので、知らないニジガクがたくさんあるんですけど、最近見つけた「あなたの理想のヒロイン」って曲良すぎない???????桜坂しずく、俺の彼女になってくれ・・・・・・・・。

 一期ではファン代表みたいな立場だった侑ちゃんが、同好会からエールをもらって新しいことに挑戦して、また進んでいく間にも同好会メンバーとお互いに刺激をもらいあって、最終的にファンのみんなにエールを送る、まさにスクールアイドルそのものになるという構図があまりに良すぎる。人の夢を応援する人は誰でも、たとえ歌って踊らなくてもスクールアイドルなんだ。そして今度はバトンをもらった自分の番。自分の夢を追いかけて、たどり着いたところからまた人に夢を与えて、そしてさらに進んでいく。この夢のバトンは終わらない。今度は俺たちがスクールアイドルになる番なんだ。

閃光のハサウェイ観てきました

ハサウェイ観てきました。

テロリストこわい。女は何考えてるかわかんない。モビルスーツこわい。街に向けてビームライフルぶっ放して来るの頭おかしいよ……。

どうやらハサウェイがテロリストの首魁らしいのですが、お前どんなツラして話してんだってシーンがしこたま詰め込まれてるのが良かったです。むしろそれしかない。最初の飛行機に始まって大佐との会話、下町での買い物、タクシーのおっさん…。

そもそも仲間がいる街に爆撃って発想がおかしいし、味方のはずのモビルスーツが街に向けてぶっぱしてくるのもおかしいし、当のハサウェイは作戦そっちのけで女の子と一緒に逃げ惑ってるし、えらいこっちゃ

大迫力の戦闘はとても良かった。市街地での戦いってのが新鮮で、しかも遠慮なく人を巻き込むところが容赦なかった。逃げ惑う市民視点でのモビルスーツ同士の戦闘は、モビルスーツに対してカッコいいというよりもむしろ恐怖感が強かった。建物は壊れるし、爆発は起きるし、ビームライフルは飛んでくるしでしっちゃかめっちゃかで、すごく怖かった。

その前にも一機モビルスーツが出てくるシーンがあったけれども、それはなんか悪そうなやつのモビルスーツで、操縦席にガトリング装備してて、これはギャングの文脈にあるなあと思った。これ見せられて「これに乗りたい」って思うヤツはいねえなあって思うような、ダサい機体だった。

最後に出てくるなんかめっちゃ主人公感あるクソかっこいいガンダムはかっこよかったです。(こなみ)

ガンダムガンダム海上異次元バトルは大迫力だったけど大迫力すぎて何も覚えてない。気付いたら片方が海に落ちていた。

 

あとは、テロリストなりの一抹の正義と、それと対を成すように描写されるその日を必死に暮らす下町の対比がまた何とも言い難かった。特にタクシーでの、1000年先を考えるハサウェイ、いやマフティーと明日の暮らしを考えるおっちゃんの一幕は印象的だった。

 

そもそもマフティーは本当に1000年後の地球のことを考えて活動してるんですかね?仮にマフティーの目的が全ての人類を宇宙に移住させることだとしても、テロ行為ではどう頑張っても達成できないわけで、本当にそれが目的なら政治とか宗教とかの方がよっぽど効果的なんですよ。実際町のおっさんには迷惑な輩としか認識されていないじゃないですか。要人暗殺も何の意味もないんですよ、頭がすげかわるだけだから。そのことはハサウェイ自身も理解してて、それがこの世界の大きな仕組みと呟きながら薄っぺらなカードを眺めるシーンに出てるわけなんですが、彼らは本当に勝算があって戦っているのか。僕にはわかりません。

 

ギギちゃんかわいかった(童貞)

タブレットで動画見てるシーン、勝手にハサウェイと自分を同室にしちゃうシーン、裸見られて落ち込むシーン、「あなたがマフティーでしょ」のシーン、逃げた後の「怖かったね」シーン…いいもの見せていただきました。

 

閃光のハサウェイ、おもしろかったです。

シン・エヴァ感想戦(アニメ・旧劇・新劇・漫画ネタバレあり)

アニメ旧劇新劇全部のネタバレ満載です。

旧劇と重なるシーンがいくつもあって、でも違うシーンもたくさんあって、なるほど、これが新世紀エヴァンゲリオンのリメイクである新劇エヴァが辿り着いた場所なんだと。終わりを見届けられて良かったなと思いました。

エヴァ歴は初エヴァが金ローで放送された新劇で、序破Qをみて、その後シンエヴァがくるのでと思いこの冬にアニメ版と旧劇を見た程度のものです。

 

農業パート

そっくりさんがひたすらに可愛い・・・。いちいち「これは、なに?」って聞いてくるの子供みたいで可愛い・・・。周りの人も鬱陶しがらずにちゃんと教えてくれるのがいい・・・。これは何?って聞いてバカにしてくる人がいないの尊い空間が形成されてる・・・。それと対比するように何も話さない、何もしない、服すらも自分できないシンジ。そうなってもしょうがないよね・・・。自分のせいで世界が滅んでて、綾波も助けられなくて、槍でやり直したろやろがいって頑張ったら友達が目の前で爆死して、辛いね・・・。チョーカー見ただけで吐いちゃうのマジ可哀想すぎる。そりゃメンタルもダメになるよ。アスカメンタル弱すぎって言ってくるけどこれでまあしょうがないわって笑ってたらそれは狂人だよ・・・。でもアスカなりの励ましなんだろうね。アスカは自分が辛い時でも自分に厳しく生きてきたから他人にも厳しく当っちゃうんだな。ちょくちょく様子見に来てくれるってのはそれだけシンジのこと気にしてるってことだし。本当にシンジのこと何とも思ってなかったら無理矢理食わせることもメンタル弱すぎうざいって激励することも(激励キツない?)しなかっただろうし。ケンケンはシンジにも優しいな。トウジも優しいし、委員長も優しい。トウジと委員長はアニメでは結ばれることなくトウジが怪我していったけど、シンエヴァでは結ばれて、子供もできて、ニアサーも悪いことばかりじゃなかったんだね。総体的に見たら悪いことの方が多かったのかもしれないけど、局所的に見たらいいこともある。これは庵野総監督からのメッセージってことでいいのかな。

農業パートの終わりで綾波が四散するのを冬月は「自分と同じ喪失」って表現してたけど、ゲンドウは失ったものを取り戻そうとして、シンジは失ったことを認めて前に進んだ。ここにも碇親子の対比が描かれている。やっと綾波綾波らしさを出してきたところに四散、悲しいね・・・。目の端赤くなってるよシンジくん。いっぱい泣いたんだね・・・。それでも全てに決着をつけるためにシンジはヴンダーに乗るんだね・・・。強い子だ。

 

ヴンダーパート

サクラちゃん可愛すぎんだろ・・・。ほっぺた叩いてあほ!あほ!って泣きながら縋ってくるの女房じゃん・・・。ってアスカも言ってたか。シンジくんいつの間にそんなに好感度稼いだの?サクラちゃんお兄ちゃんからの手紙もらってはしゃいでるのもかわいい。

タラコ唇お前いっつも文句垂れてんな・・・。スーツにも文句垂れてたし、水にも文句垂れてるし、シンジの処遇にも文句垂れてるし、もう船から降りろお前。

 

もう一度農業パート

アスカが自分にも他人にも厳しいシーン、謎の人形劇から読み取ってくれってことなんだろうな。28にもなって人形劇は寒いだろって思ったけど、あれはアスカが自分に厳しく生きてきたってのを表してるんだと思う。補完時にもアスカが自分に厳しく、他人に厳しく生きてきたってのが強調されてるし、あれはきっとそういうことなんだろう。

あと綾波ね。モノの名前を知って、自分の気持ちを知って、シンジへの恋心を知って、最後は「綾波」って名前をもらって死んでいくのつらい・・・。握手は仲良くなるためのおまじない。さよならはまた会うためのおまじない。

あとアスカとケンケンをセックスしてる男女の雰囲気って表現してた感想があって全くそれにしか見えなくなった。この感想を読んだお前にも同じ呪縛をかけてやる。

 

ヴンダーパートに戻る

マリちゃんとアスカいちゃいちゃしすぎじゃない???百合厨に媚びてくるスタイル。いや違うな、あのベタつき方は娘を溺愛する母親と鬱陶しがる娘の方が近いのか?アスカの髪を切るマリさんって友達しぐさじゃないよね?母親しぐさじゃん?年齢的にはちょうど自分の娘くらいだし、そう思っててもおかしくないよね。あと、「髪が伸びるのは人間である証」ってセリフ。初号機に乗ってた綾波オリジナルは髪が伸びてたけど、あれはそういう解釈であってるよね。

すいか。

加持くん・・・。

 

カチコミパート

冬月ヴンダー強すぎるだろ。使徒ビーム卑怯だろこっちは銃火器だぞ。ヴンダー二艇用意してるし、追加で一艇下から湧いてくるし、7号機アホほど用意してるし、カービィに手が生えたみたいな雑魚キャラも用意してるし、至れり尽くせりだな。予算どっから出てんだ。

シンエヴァはゲンドウといい冬月といい参謀の実力行使の主張が強い。最後だから張り切っちゃったのか、人員不足を極めた結果なのか。

今作はエヴァエヴァの大迫力バトルが少なかったように思う。やるならここだったと思うんだけど、8号機対雑魚は雑魚がマジで雑魚キャラって感じの見た目だし、新2モード999は第13号機にあっさり貫かれるし、7号機はキモいし。

新2を第13号機で食う計画成功率二分の一じゃない?マリが来てたらどうするつもりだったの?でも新2に999がある以上新2を行かせるのが安定択なのか・・・?でもこっちのカシラは無茶苦茶することで有名なミサトさんだからな・・・。うーん、わからん。あのシーン実は博打だったのかもしれん。

新2のモード999あっけなかったけど、明らかに最後の切り札だったんだからもっとフィーチャーしてあげても良かったと思うんだよね。新2&8号機VS第13号機をスクリーンで見たかった。でもそれだとまたアスカがロンギヌスに貫かれるかもしれないのか。やっぱりなくても良かったかも、うーん、でも見たかったかも・・・。

第13号機はダブルエントリーシステム。1人は式波オリジナル、じゃあもう1人は?綾波オリジナルは初号機に保存されてるしやっぱり真希波オリジナル?描写がないからわからん。

ゲンドウくんケロロ軍曹のキャラみたいな見た目になっとるが。何だそのグラサンって思ってたけど何だその目。明らかにグラサンで隠せる範囲じゃねーだろその傷。「知り得ない情報を書き込んだだけだ、問題はない」って。問題はない、ではないが。こっちが問題あるんだよ。知り得ない情報ってなんだ。落ちた脳みそ拾うな、どうせ次のシーンでは傷なくなってるんだから。なんでお前顔からビーム撃ってんだ。てか第13号機あるんだからビーム撃つ必要あったか?顔からビーム撃てるようになったから見せびらかしに来たのか?

シンジくんの「僕が初号機に乗ります」、エモい。ミサトさんはこの世界でも銃弾からシンジを庇ってくれるんだね。ちゃんと行ってきますと行ってらっしゃいを行って行くんだね。まるで親子みたいだ・・・。

初号機抱いて量子テレポーテーションを繰り返すパパ。何遊んでんねん。シンジはシンジでダイレクトに初号機行くし。あれも量子テレポーテーションって解釈でいいのかな。髪が伸び切った綾波。第一声が「ごめんなさい。あなたをエヴァに乗らなくていいようにできなかった」。いいんだよ綾波。これでいいんだ・・・。綾波が初号機の操縦席に座ってたのはシンジが乗れないように席を奪ってたのかな。だからシンクロ率が0%だったのかな。あとシンクロ率0に限りなく近い無限大って。ヤケクソか。プリキュアみたいに手足生やすの笑うところかどうか迷ったわ。その流れのまま槍を奪ってゴルゴダオブジェクト突入でマイナス宇宙パートだし、エヴァVSエヴァの戦闘シーンが本当に薄かったね今作。

 

マイナス宇宙パート

最初は序の焼き回しシーンから始まって、どんどんチープなセットになっていって、最後は槍を置いて父との対話になる。これも縁の導きなのか、ケンケン。初号機と第13号機だと第13号機の方がでかいんだけど、これは父と子の身長差を表してるのかな。そうに違いない。

希望の初号機と対をなす絶望の第13号機。希望の初号機にはシンジが乗り、絶望の第13号機にはゲンドウが乗る。初号機の槍は希望の槍カシウス、第13号機の槍は絶望の槍ロンギヌス。勝負に勝った方がインパクトの爆心になる。これ以上ないほどわかりやすくシンプルな対比構造。

旧劇ではシンジの心の中が刻々と描写されていたけど、シンエヴァではゲンドウの心の中が刻々と描写されていたのがこれまた対比構造になっててエモいものがある。絶望の旧劇と対をなす希望のシンエヴァと言ってもいのでは。

エヴァンゲリオンイマジナリーが磔から落ちるシーン、わざと旧劇に似せてるよね。デカナミ3Dになって何とも言えない気持ち悪さが増したな・・・。

あとはミサトさんの特攻シーンね。帰ってきた!俺らのミサトさんが!無茶苦茶で破天荒なミサトさんが帰ってきた!そしてミサトさんはここでもシンジに全てを託して爆発で死んでいくんだね・・・。でもシンエヴァで最後に思ったのは加持くんではなく息子のこと。息子もまた加持くんだから、これも加持くんのことを思って死んでいくと受け取ったらいいのかな・・・。

ミサトさんの命がけの槍を受け取って、世界をやり直すシンジ。それを見て大人になったとつぶやくゲンドウ。結局、他人の死を受け入れられなかったのはシンジじゃなくてゲンドウだったという話なのか。

補完シーンでアスカの人形からケンケン出てきた時はびっくりした。母親が出てくるのかなーって考えてたらケンケン。そうか、そういうことかアスカ。

 

さようなら、全てのエヴァンゲリオン

でもさようならは「もう一度会うためのおまじない」。これを狙ってないはずがなくて、新しいエヴァンゲリオンが始まるということなのか、エヴァンゲリオンという物語は私たちの胸の中で生き続けるということなのか、特に何も考えずにかけた呪いなのか。庵野先生のこれからに期待ですね。

 

飛んで飛んで最後のマリさんが迎えにくるシーン

あのシーンシンジ×マリって解釈してる人多いし自分も最初はそう解釈したんだけど、それも多分あってるんだろうけど、ただ迎えにきてくれた人って感じもあったり、支えてくれた人ってのもあったり、なかなか解釈の幅が広いなあと思いました。胸の大きないい女って、オトナな返しをできるようになっちゃって!やっぱシンジくん顔がいいから大人になったらかっこいいよね・・・。ゲンドウとユイの息子なだけあるわ。

マリさんは漫画版の一番最後で完全無欠なのにどこか抜けてて自分より賢くてかわいいユイさんに惚れてたって設定が公開されるんだけど、それを考えるとシンジは自分が好きな女の息子ってことになるわけで、そうするとまた見方も変わってくるなあ。

 

 

まあひとまず、全体的にはこんなものでしょう。いや、本当は書き足りない。でもこのまま書いてたら無節操に伸びていくので、ここからは主要人物一人一人に対して感想を述べていきたいと思います。

 

シンジくん

立派に成長した。カヲルが死んで、というよりもカヲルを殺して塞ぎ込んでたまま終わりを迎えた旧劇のシンジから、縁に導かれて立派に立ち直り、大切な人の死を受け止めることができるようになったシンエヴァのシンジ。誰とも対話できなかった、誰も対話してくれなかったQから、ミサトさんやかつての級友、父であるゲンドウたちみんなと対話したシンエヴァエヴァに乗ることで父親から認めてもらおうとした、エヴァに乗ることが自分のアイデンティティだった少年から、「さようなら、全てのエヴァンゲリオン」という言葉。シンジくんの人生に幸あらんことを。

 

綾波

綾波綾波だよ!!!!!!!!!!ヤナミも綾波!!!!!!!!かっっっっっっっわいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!見るもの全てに目をキラキラさせる綾波、碇くんがもうエヴァに乗らなくていいようにしたかった綾波、かつての綾波レイであろうとすることから脱却して自分自身であろうとして、シンジから再び「綾波レイ」であると認められた綾波、、、。いろんな綾波がいて、全部綾波で、いい。。。漫画版の綾波も良かったです。最後3巻しか読んでないけど。まだ読んでない人は読んでください。綾波がいいので。

2021/03/14追記。綾波八面体バトルでさよならって言ってたよね?あれはまた会うためのおまじない?そうだよね?

 

アスカ

アスカは今作でもひどい目にあうんだなあと。コード999も第13号機にサクッとやられちゃうし。シンジのこと好きだったって明言しちゃうのヤバくない?俺はヤバいと思った。もう一回破見直さなきゃ。自分1人で生きていかなきゃいけないと思っていたアスカが、自分と一緒に歩んでくれる人を見つけることができてよかったです。これケンケンとデキてるよね?破がなければシンジ×アスカが見れたかもしれなかったなあと思うと、やっぱり思うところもありますが、こういう予期せぬアクシデントもまた人生なんでしょうか。

2021/03/14追記。綾波は世界を犠牲にして助けようとしたのに、自分には助けることも殺すこともしてくれなかったという幻滅もあったのかなと、ふと思った。「シンジに必要なのは恋人ではなく母親」というのも、シンジの恋人にもなれず、母親にもなれない自分に対する自虐だったのではないか。

 

マリさん

意味深埋め合わせキャラかと思ってたら、シンジを助ける重要な役割のキャラだった。マリさんがユイさんを大好きって仮定の元に話を進めると、シンジは大好きなユイさんの息子ってことだから、やっぱり見る目も変わってくるのかなあ。歌ってる歌がおばさんくさいのも、それだけ歳を取ってることを暗示してるのかなあ。そういえば真希波タイプのコピーは出てこなかったけど、綾波タイプ、式波タイプとあるんだから真希波タイプも当然あるんだよね?

 

ミサトさん

髪を解いた時、第6使徒ビームライフルで撃ち抜いたり第8使徒エヴァ3機で受け止めたりな、無茶苦茶なミサトさんが帰ってきたんだなって。。。それでミサトさんはまたシンジに全てを託して、加持リョウジのことを思いながら爆発で死んでいくんだなって。。。。でも今作の加持は好きだった男の加持じゃなくて、息子の加持だってとこが新しい何か、先に進んだ何かを感じさせてくれました。

 

リツコ

黒き月から槍作ったデータでヴンダーを槍にしちゃうリツコさんマジパネェ。

 

ゲンドウ

シンジに大人になれと言うにもかかわらず、一番大人じゃなかったのは自分だったというオチを残して電車を降りて行った男でしたね。大切な人の喪失を受け止められなかった男。大切な人を取り戻すためにこの世界全ての命を差し出した男。その計画を大切な人の死を受け止めた息子に止められた男。あのグラサンは父親がサイクロプスになったって知ったらシンジがびっくりするからって理由でつけてたのかな・・・。そうであって欲しい。知り得ぬ情報を体に書き込んでも、息子の成長を察知することはできなかった。。。もっと最初から息子と向き合っていれば、もっと父親らしいことをしていれば、破の茶会が開いていれば、ユイさんを失ったことを認めて、前に進めたのかもしれないね。。。

2021/03/23追記。思い返せば、ゲンドウくんの目的は旧劇の時からずっと保管計画の核、つまり神になって、生命を一つにまとめることで、ユイママに会うのはそのついでだったのかもしれん。他人を拒むことなく、他人に拒まれることもない世界で、そこには自分が唯一心を許したユイさんもいる世界。エヴァンゲリオンに取り込まれ、人類補完計画の核になる初号機と同化したユイさんを現世に引っ張り出すには神そのものになるしかなかった。旧劇ではアダムとリリスの融合で、シンエヴァではネブカドネザルの鍵と第13号機と二本の槍で神になろうとしたのか。そうなのか?わからんぞ。ユイママ的には初号機になることでシンジが乗って人類を救うってとこまで計画通りらしいけど。

 

冬月

ハゲてる。歳だからね、仕方ないね。確か74歳だよね。ヴンダーでダイナミック戦艦バトルやる余裕あるんだ、最近の老人は元気だね・・・。

 

トウジ&ケンスケ&委員長

いい感じに大人になって、トウジは結婚して子供まで作っちゃって、いやほんと大人になったなあ。これまでの苦労もあったろうに、シンジにはまるで昔のように優しく接してくれて、いい奴らだよ全く。これも縁の導きなのかな。

 

カヲルくん

シンジを幸せにすることで自分が幸せになりたかったカヲルくん。「君に会うために生まれてきた」と思うことで自分の生まれてきたことに意味づけをしようとしていたのかもしれない。作品に対して新しい意味付けがされているような、されていないような、そんな複雑な気持ちです。アニメも新劇でもカヲルくん出てきたら複雑になるしなんか全部を見透かしたいような物言いだしコイツいっつも余計なことしかしねえなくらいに思ってたんだけど、シンエヴァでちゃんとカヲルも生きてるんだってことを確認させてくれてよかったです。生まれ変わったら加持さんとこでミサトさんとすいかでも育ててほしい。でも、ミサトさんは農作業って性格じゃないな。トラクターバリバリ乗りこなしてそうだよなミサトさんは。

 

サクラちゃん

かわいかった。恩人で仇であるシンジくんに銃口向けてぐちゃぐちゃの感情でクシャクシャの顔になってるの、こう、みんなの感情の代表って感じでよかった。

 

 

総評

アニメと、旧劇と、序破Qを経てたどり着いた物語として、大団円だったと思います。現実は虚構へ、虚構は現実へ。さようなら、全てのエヴァンゲリオン

スマブラ突然勝てるようになった

スマブラ突然勝てるようになってきたのでこの高揚感を忘れないうちに書き留めます。

自分元々はVIP不安定層でした。それがある日突然魔境直前まで世界戦闘力が伸びました。持ちキャラはミュウツーです。

特別な努力をしたわけではありません。普段通りにオンラインに潜って、尻尾が殴られるたびに呪詛を吐き、最上位勢の動画やスマブラ淫夢を見るといったスマブラ生活を送っていました。

それが突然勝てるようになったのです。文字通り、突然。

元々調子のいい時は連勝できたりもしました。それでもようやく850万(2021/02/11)くらいでした。それに次の日には調子は元に戻っていて、VIPから落ちたり、それをまた上げ直したりを繰り返していました。そんなこんなで840万くらいで安定していました。多分他の人もみんな同じ感じだと思います。たまたま調子がいい時があって、でもそれは続かない。なんだかんだで同じくらいの世界戦闘力を維持している

それが一昨日くらいを境に、マックス890万まで世界戦闘力を上げることができるようになったのです。現在は880万台で安定しています。

最初は一体何が起こっているのかわかりませんでした。正直今でもちゃんとは把握できていません。

ですので、ここに文章化することで、自分の中で一体何が変わったのかをはっきりさせるとともに、後に続く人たちや興味があって読む人たち、そして自分への里標としようと思います。

 

まず、対戦相手の動きがはっきりと見ることができるようになりました。元々目線は世界戦闘力が上がる前から対戦相手のキャラをしっかりと見ていました。しかし今思えば、それは見ているだけで、情報処理がうまくいってなかったと思います。

例えば、リンクの空Nに対してガーキャン掴みが間に合わないということを頭では理解していても、指が反射的に勝手に動いてしまっていました。掴みを緊急回避されて逆に掴まれたりと反撃をもらっていたのですが、今では相手の緊急回避までしっかりと見ることができるようになっています。こうなると読み合いのステージが一つ上がって、相手はガーキャン掴みが間に合わない攻撃を振った後に緊急回避をするのかしないのか、自分は攻撃をガードした後に緊急回避を入れるか入れないかという読み合いが発生し、今まで一方的にボコられていたのが読み負けの回数まで抑えることができているのだと思います。

他にも、相手の行動を潰したり、引いて透かしてから差し返したりといった行動も、以前はなんとなくでやっていたように思えます。今では対戦相手の行動を見て、次はジャンプをしてきそうとか、次はSJ空前だろうとか、相手の次の行動を読みながら自分も行動できるようになりました。ただ対戦相手を見ているだけといった状態から、対戦相手の動きを見て次の動きを予測することができるようになったのだと思います。以前は相手の動きを見てから自分も動くといった具合だったのですが、対戦ゲームの仕様上それでは間に合わないのだということに気づくまでたいへん長い時間がかかりました。また、ミュウツーは技の発生が全体的に遅いので、相手の動きを読んで攻撃を当てる立ち回りとの相性がよかったのでしょう。相手の動きを読んで動けるようになったこととキャラ特性とが噛み合って世界戦闘力が爆増したと考えています。

また、2回目の同じシチュエーションで相手が前にどう動いたか思い出せるようになりました。例えば自分がガードを張っていて相手がダッシュで突っ込んでくるとき、相手は以前に空Nを振ったことを考えながら対応することができるようになりました。前々から考えようとはしていたのですが、いざ対戦すると焦ってしまって考えることができなくなっていたと思います。今は戦っている時も比較的落ち着いて戦況を見ることができています。その上で次に自分がどう動くかを判断できていると思います。

 

さらに、自分の行動もはっきりと見ることができるようになりました。差し込みや引き行動といった基本的な行動からパナしのようなヤクザムーブまで、全体的に精度が上がっているように思います。

以前は差し込みや差し返しも前述の通りなんとなくでやっていましたが、今は相手のこの動きにはこの技といったふうに考えることができるようになっていると思います。パナしについても、前は割と適当に技を振っていたのですが、一点読みで当てたり、まあパナしに関しては今も適当に振っている感じが否めませんが。

 

そして何より、対戦が前よりも楽しくなりました。相手の何が理不尽かがわかっているので、突然死するということが少なくなりました。逆にミュウツーは環境に少ないのでわからん殺ししている面もあると思います。120%でガード張ったらSJ念力空前で撃墜されるって知らなきゃ無理よな。他にも、自キャラと相手キャラの強みと弱みを理解できているので、どの間合いで戦えば有利になるのかといった間合い管理も楽しくなりました。ミュウツーは微妙にリーチがあって近中距離は下強からの展開が良くて遠距離もシャドボで戦えるというキャラでして、対マリオなら中距離で強いけど対剣キャラは中距離で不利みたいな、有利な間合いが相手によってめちゃくちゃ変わるキャラなんです。正直他のキャラについては造詣が深くないのでわかりませんが、たぶんミュウツースマブラの中でも対戦相手によって立ち回りが大きく変わるキャラだと思います。僕はそういった立ち回りをしています。だから単キャラだけども飽きがこない。キャラ対策を詰めたら詰めるほど輝くキャラなのではないでしょうか。自分は全然、この辺で攻撃振ったら強いな〜くらいしか捉えられていないのですが・・・。

 

長々と書いてしまいましたが、要約するにスマブラというゲームに対する理解力が上がったのだと思います。

 

寝かしたらなぜかできるようになってたという経験は自分結構ありまして、ゲームにおける1番の原点はDSのポケモンレンジャーバトナージです。このゲームはDSの下画面でポケモンをタッチペンでグルグルと妨害を避けながら囲むゲームでして、当時小学校低学年だった僕はラムパルドというボスがクリアできなかったんです。クリアできなさが尋常じゃなくて、何日も繰り返し繰り返し挑戦しましたが全然倒せない。最後には諦めてしまったんです。それから1、2年後ですかね、それくらいにふとラムパルドに挑んだのですが、その時はなんと一発で倒せてしまったんです。いろんなゲームを遊ぶうちに視野も広がり操作精度が上がったのでしょう。そんな原体験もあり、できないことは一旦寝かせるとうまくいくかもしれないと考えています。今回のスマブラもできないことを一旦寝かせて(やり続けていたので厳密には寝かせてはいないのですが)成功した例なのでしょう。

 

いきなり強くなって興奮止まないうちにと急いで文章を書きましたが、急いだ割にはいい文章になっていると思います(自画自賛)。ここまで読んでくださってありがとうございました。質問あればいつでも受け付けます。コメントなども嬉しいです。

 

 

2021/02/27追記

VIP落ちしました。カスゲー。

2021/02/28追記

900万まで戻しました。全然安定しない。日によって調子の上下が過ぎる。

「東大教授が教える独学勉強法」を読んだ感想

 感想といっても、実は最初の方はあまりちゃんと覚えていないのですが、とりあえず一通り読んだ(というより、目を通した)というマイルストーンをここに建てておきます。
 思うに、これは自分が実践してきた勉強法そのものではないかと考えるのです。
 勉強とは「つらく、苦しいもの」だと考えられがちです。しかしそれは強制的に勉強させられるときだけで、本当の勉強はもっと自由で、楽しいものなのです。というか勉強に限らず、他人から強制されて何かをするというのは例外なく苦痛です。たとえそれがどんなに自分の好きなことであっても。さらに勉強の意味も本来はもっと拡張できるもので、学校の勉強に限らず、例えばゲームに勝ちたくて知識を深めたりトレーニングをするのも勉強の一種ではないかと思うのです。そこをこう、矮小に考えすぎているような風潮がある。勉強というのは机に向かって、蛍光灯をつけて、本を開いてそこに書いている内容を一字一句漏らさないように暗記することだと考えられている風潮がある。でも本当の勉強ってのはそうじゃないんだと。本当の勉強はもっと好きにやっていいし、もっと気軽にやっていいし、もっと楽しくやっていい。勉強は自由で楽しいものなんだということをこの本は教えてくれるような気がするのです。
 かつての人生はレールが敷かれていて、そのレールの上をどれだけ脱線しないように走るかというゲームに例えられたこともありました。もちろん以前がイージーゲームだったと言いたいわけではありませんが、これからの人生は自分でどこにレールを敷いてどんな道を走るか自分で決めると言った側面が大きくなってくると思います。特に今は第四次産業革命の真っ最中ともされています。いろんな職業の形態が変わり、ある職業は消え、ある職業は生まれる世の中で、誰が自分の人生にレールを敷いてくれるでしょうか。自分のゆく道は自分で決めなければならないのだと思います。そんな時代の中で必要とされる能力は、自分が何を学ぶかを自分で決めて、自分で考えていける能力だと思うのです。たぶん。
 独学というのは、自分で勉強をするという姿勢です。大学生という小中高と与えられたことを勉強してきた私にとって、自分で学ぶことが初めて求められるこの環境を導いてくれる一冊でした。

(ここまで感想、以下怪文書

これで大体950字。高校生の読書感想文コンクールが2000字以内なので、あと半分といったところでしょうか。
いやはや、読書感想文って面倒くさいですね。何が面倒くさいって、まずいい子ちゃんにしてなきゃならないし、なんか感動したみたいなこと書かなきゃいけない風潮あるし、文字数制限もあるし、なんか文字数制限あったらそれギリギリまで書かなきゃいけないって雰囲気出てるし。2000字以内の読書感想文で400字原稿一枚先生に出したらもっと書けって言われるんでしょ。そんなでねーーーよ感想なんか。感想なんて「おもしろかった。」で十分でしょうが。しかもわざわざ書いた読書感想文を大人が評価するんですってよ。ファック。そんなんだから読書嫌いの子供が増えるんだよ。まず読書嫌いってなんだよ。面白いじゃん本読んだら。面白くなくしてるのは無理矢理読ませようとしてるからだろ。こう、なんというか、そういうところが気に食わないんだよね。そんでいい子ちゃんにしてなきゃならんのもなんか気に入らん。読書感想文なんだからさ、自分の感想書けばいいじゃん。例えばエヴァQ見て「わけわからんかった」っていったらみんな理解するでしょ?でも読書感想文に「わけわからんかった」って書いたらいかんのよ。いや、厳密には書いたことないからいかんのかどうかはわかんないんだけど、とにかくいかんのよ。しかも作者の主張に反論するのも良くないし。
ボロクソに読書感想文をディスっているが、そもそもこのディスりは実態にあっているのだろうか。私は読書感想文入賞作品を探してみた。どこやねん。そもそもないやないか。なんで入賞者リストの隣に読書感想文がないんじゃボケが。なんで入賞リストに入賞者しか載ってないんじゃ。テニスの大会やっとんとちゃうぞ。人に賞あげてるんじゃない、作品に賞をあげてるんだという意識がたりてないんとちゃうの。そんな舐めた姿勢で何が総理大臣賞じゃ。そもそも人が好きで書いた文章をなんで評価されんといかんのじゃ。お前お前お前。次生まれ変わった時は鬼滅の刃で読書感想文書いたるからな覚悟しとけよ。
そもそも読書感想文の、なんか本に感動しなきゃいけない風潮が苦手だったし、指定された本を読まなきゃいけないのも苦痛だった。おのれ読書感想文。キレすぎて読書感想文を滅ぼすマシーンになりそう。それもこれも本を読んで、なんか記録残したいなーって思ったからだ。やはり読書は悪。
読書についてだけど(唐突)、読書を読書たらしめているのは、読書という行為が本と読んでいる人とのコミュニケーションであるということだと思うのよ。こんなこと言うと納得してくれる人も、お前何いってるんだ?って人もいるだろうけれども。お前何言ってるんだ用に多少説明しとくと、本には筆者の伝えたい内容が詰まってるわけよ。論説ならダイレクトに、小説ならふんわりと。それをどう受け取って自分のものにするかってのが読書の本質だと思うわけね。だから、片道切符ではあるけれども、これはある意味会話のキャッチボールなわけよ。会話とはかなり質の異なったコミュニケーションだけれども。どうかしら、わかってくれたかしら。今はわかってくれなくても、いつかわかる日が来ると信じているわ。
今日はこんなところで終わり。みなさんお楽しみいただけたでしょうか。半分以上脱線でごめんなさいね。こんな私のオナニーに付き合ってくれてありがとうございます。読者の皆さんがいてくれるからこそ私は文章を書くことができてます。嘘です。誰も読んでなくても今後も怪文書をネットの海に放流し続けます。

勉強ってのは、こう、もっとらくじゃないといけないんだ。
最近、切にそう思います。

新世紀エヴァンゲリオン(アニメ版)を観た感想(1話〜13話)ネタバレあり

めっちゃいい。一時代築くのも納得。
何がいいって心理描写がいい。1話〜6話の「エヴァに乗るのか乗らないのか」、7話〜10話の「なぜエヴァに乗るのか」というテーマに沿ってシンジくんの揺れ動く心を鮮明に描いている。
父親に言われるままにエヴァに乗って、命令通りに訓練をこなして、学校ではクラスメイトに殴られ、自分の力で使徒を倒したと思ったらミサトさんに叱られて……。シンジくん散々だな。もっと優しくしてあげてもいいのに。それで家出して、クラスメイトと打ち解けて、最後には自分でエヴァに乗ることを選ぶ。自分にしかできないことをやるという決断をするまでの揺れ動く心がとても良かったです。
一区切りついて今度は綾波との話になるんだけど、これがまたいいね。特にシンジからカードを渡されるところがいい。なんでお前が持ってるんだと言わんばかりにひったくるの、何も言わない綾波の苛立つ心が見え隠れしててエモい。
6話の青の正八面体との戦いでシンジくんは綾波に「なんでエヴァに乗るの?」って聞くんだけど、これが話の基点がエヴァに乗るかどうかからなぜエヴァに乗るのかに変わったぞって合図になってると思う。そこで綾波は「みんなとの絆のため」って答えるんよね。シンジくんは同じ質問をアスカにもするんだけど、アスカは「自分の存在をみんなに認めてもらうため」。で、シンジは「お父さんから褒めてもらうため」。新劇破の終盤では綾波は「シンジくんがエヴァに乗らずに済むように」、シンジは「綾波を助けるため」って、自分のためから他の人のためにエヴァに乗るようになるんだよね。はいエモい。こんなエモいことある?庵野天才か?新世紀ではどんな変化をするのか楽しみです。
エヴァは話のテンポが良いね。1話で完結するところと伏線で引っ張るところとが綺麗に分かれてるから見やすい。使徒とのバトルパートが間延びせずに1話完結してるからホイホイ見れる。それに加えて怪しい会議パート挟んだり、そもそも綾波の存在自体が謎だったり、「アダムだ」みたいなわけわからんところ挟んだり……。
あと見所はシンジくんの成長ですね。最初の頃はミサトさんに「はい……はい……」ってはいはい言って素直に従うことしかできないみたいな雰囲気出してたのに、今やアスカと仲良く口喧嘩もできるようになって……!お風呂は嫌なことばっか思い出すとか言ってたのに今や楽しく温泉入っちゃって!ちゃんと友達もできちゃって!「綾波って友達居ないよね」って言ってたけどお前も元々は人のこと言えんからな!シンジくんの爆発的な成長にお兄さん泣きそう!
あんま書くと観る時間なくなるのでほどほどにしつつ。14話からもたいへん楽しみな作品です。